東洋思想における「心と夏」の関係とは?

2025年06月06日 09:34

東洋医学では、

自然のリズムと人の体・心は密接につながっているとされます。


それを体系化したもののひとつが
「五行(ごぎょう)思想」

夏のひまわりの写真

夏は「心」とつながっている



「心」は東洋でいう精神・意識・思考・感情すべてを含みます。

夏は陽気が最も盛んになり、
体が外に開く季節。

だから、心も刺激を受けやすく
喜びすぎたり不安定になったりしやすい


その結果

気持ちが浮ついたり落ち着かなかったり

寝つきが悪い・夢をよく見る
(=心が静まってない)


 疲れてるのに眠れない
(交感神経がずっとオン)

これ、すべて
「心が熱をもちすぎている状態」
と見なされます。

 「心」を鎮め、静かな陰を少しずつ取り入れるのが大切



暑さで開きすぎた気と熱を帯びた心を
やさしく落ち着けて、
深い内なる陰を取り戻す時間

暑さが本格化する前にできること



この6月は
「未病(みびょう)=病になる前のサイン」に気づいて整える時期。

★【心を鎮める時間を意識的につくる】



→ 夏は「心=精神」が刺激されやすいから、
今のうちに内側を静かにする習慣を
育てておくのが大事。


⭐️5分の瞑想・深呼吸

⭐️自律神経をゆるめるタッチ

⭐️夜のスマホ断ち

カラダだけじゃなく、思考の熱も鎮めておくことがポイント。

★【気と水をめぐらせる】



→ 梅雨時期は湿気が多くて「巡り」が停滞しやすい。

ここでむくみ・だるさを放置すると夏バテまっしぐら。


⭐️軽めのストレッチや散歩

⭐️リンパ・経絡のケア

⭐️白湯や温かいお茶で内側から水の巡りをサポート

★【陽に偏りすぎない過ごし方】



→ 夏に向けてどんどん陽気(ようき)が強まる中で、
陰=静・休を意識的に取り入れることが大切。


⭐️冷房で体を冷やしすぎない

⭐️夜更かしを控えて、早寝早起き 

⭐️熱を取り除く食材を少しずつ
(苦味のある野菜、豆腐、ミントなど)


つまり

「外は暑くても、内側は涼やかに」
がキーワードです!

夏は心が開きすぎる季節。



その前にそっと
内側を整えておきましょう。


 【静かな準備】は、
最高のパフォーマンスに変わります。

東京都中央区佃1-9-3タカラアパート201
TEL:03-6820-3854
リラクゼーションサロンSIESTA

記事一覧を見る