「フィトンチッド 」～植物が放つ香りのちから
森の中に入ったとき、
なんとなく「スーッ」とする香りを感じたことはありませんか？
その澄んだ空気のような香りの正体は
「フィトンチッド」と呼ばれる植物由来の成分です。
フィトンチッド（Phytoncide）は、
樹木や植物が放つ揮発性の香り成分のこと。
植物たちは自らを守るために、
空気中にこの成分を放出しています。
植物がフィトンチッドを放つのは
それは主に「自己防衛」のため。
虫や菌を寄せつけない
他の植物の成長を抑える（生存競争）
自分たちの空間を浄化している
つまり
植物は香りの力で、自分たちの生きる環境を整え守っているのです。
～人にとってのメリット～
人は植物たちのこの「防御香」を浴びることで、たくさんの恩恵を受けています。
🌿ストレスの軽減
🌿自律神経のバランス調整（副交感神経の活性化）
🌿免疫力の向上（NK細胞の活性化）
🌿睡眠の質を高める
🌿空気中の菌や匂いの抑制
森の中にいるときに感じる深い安心感や、
呼吸が自然に深くなる感覚には
しっかりとした理由があるのです。
また、フィトンチッドは特に森林系の樹木に多く含まれています。
ヒノキ
スギ
マツ
モミ
クスノキ
中でもヒノキは日本人にとってなじみ深く
「ヒノキ精油」は、日本のリラクゼーションでも人気。
この植物の恵みを、
私たちは日々の生活や施術の中にも取り入れることができます。
☆ヒノキやモミの精油を使ったアロマトリートメント
☆内装や家具にウッド素材を取り入れて空間全体を整える
☆「森林浴」をテーマにしたメニューや体験の提案
たとえ都会のサロンであっても、香りや空間づくりに
「森に包まれているような感覚」をお客様に届けることができます。
植物の香りは単なる「匂い」ではなく、
魂に触れる周波数のようなものだから。
心がざわついてるとき、ふと香った木の香りに
「ふぅ…」と肩の力が抜ける瞬間がある。
植物の香りが理屈を超えて私たちの深い部分に働きかけてくる。
心と体のバランスを整えたいとき、
自然の力をそっと借りてみるのも、ひとつの選択かもしれません。
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リラクゼーションサロンSIESTA
