夜中や朝方に足がつるのは、肝の疲れ? 東洋医学から読み解く、筋肉とストレスの意外な関係

朝、ふくらはぎがつって目が覚めた——



そんな経験はありませんか?


実は昨日の朝、わたし自身も足がつって目が覚めたんですよねσ^_^;


夏のはじまり。

体が少しずつ疲れてきているサインかもしれません。


「水分不足かな?」

「寝相のせいかな?」

そんなふうに片づけてしまいがちな足のつりですが、

東洋医学では肝(かん)の働きの乱れが関係していると考えられています。

「肝は、筋をつかさどる」——肝と筋肉の関係とは?



東洋医学において「肝」は、
単に肝臓という臓器ではなく、

「血を蓄え、全身の巡りを整える司令塔」のような存在です。


とくに肝は、「筋(すじ)=筋肉・腱」と深くつながっていて、

肝が弱ってくると筋肉に必要な血や潤いが行き届かなくなり、


結果として…

• 筋肉がこわばる

• つりやすくなる

• 痙攣やけいれんが起きる

という状態につながっていくのです。

肝が弱るのはどんなとき?


ストレスがたまっている



肝は感情でいうと「怒り」「抑圧」と関係していて、

怒りを我慢している人や言いたいことを飲み込んでいる人ほど、

肝のエネルギーが滞りやすいとされます。

血の不足・栄養の偏り



肝は血を蓄える器官。

栄養不足や偏った食生活、貧血傾向がある方は肝も弱りやすくなります。

睡眠不足・夜更かし



肝の養生時間は夜10時〜深夜2時。

この時間にしっかり休んでいないと、肝の働きが十分に整いません。

「足がつる」は体からの小さなSOS




朝方に足がつるのは、
一時的なミネラル不足や冷えも関係していますが、
それだけでは説明できない「根本的な疲れ」が隠れていることもあります。

とくに最近、



• 朝スッキリ起きられない

• 気分が不安定でイライラしやすい

• 呼吸が浅く、眠りが浅い

• 夜中に目が覚める、夢が多い

そんな状態が続いているとしたら、

肝の疲れと筋肉の不調が同時に起きている可能性も。

SIESTAのおすすめケア:肝と筋肉をやさしく整える時間



🌿アロマトリートメント(肝・腎を整える経絡ケア)

足・背中・腰をゆるやかにほぐし、
巡りを促すブレンドオイルで深部から温めます。


🌙深層筋ボディ+ヘッドケア

深層筋へのアプローチで、こわばった筋肉と神経の緊張をリリース。

ヘッドとの組み合わせで自律神経も穏やかに整います。

「足がつる=ちょっとした不調」で終わらせないで。



体は思っているより静かに、でも確かに

「いま無理してるよ」「もう少しやさしくしてね」と伝えてくれています。


足がつる——

それは、肝の疲れ、感情の滞り、筋肉の悲鳴かもしれません。


不調を小さなうちにケアして、
夏を心地よい体で迎えませんか?


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