梅雨時期は、東洋医学で
「湿邪(しつじゃ)」と呼ばれる湿気が
体に影響を与えるとされています。
この時期は体の巡りが滞りやすく、
・足のむくみ
・胃腸の不調
・頭の重さや集中力の低下
・気分の落ち込み
などが起こりやすくなります。
そうした不調にアプローチするため、
施術では「巡りを促す」ケアが効果的です。
柑橘系(オレンジ・グレープフルーツなど)は
「気の巡り」を整え、心の停滞感を軽くします。
また、ミントやバジルなどのシソ科ハーブは
「内臓の湿」を飛ばし、頭をすっきりとさせるサポートに。
呼吸が自然と深くなるような香り選びを心がけています。
東洋医学では「脾(ひ)」が湿に弱いとされており、
胃腸の不調や気分の不安定につながります。
腹部をやさしく温めながら巡らせることで、
「消化力」「代謝力」「心の安定感」をサポートします。
足裏は湿が溜まりやすい場所のひとつ。
特に「湧泉(ゆうせん)」や土踏まず周辺を
しっかりとほぐすことで、「頭の重さ」や「全身のだるさ」が軽くなっていきます。
この季節の不調は、自分のせいではありません。
ただ、体と心が「今は少し休みたい」「軽くなりたい」と
サインを出しているだけ。
巡りを整え、呼吸が深まると、自然と心の重さもほどけていきます。
日々の疲れや重さを感じたときは、
どうぞ気軽にお立ち寄りください。
「整う場所」として、あなたをお迎えできることを楽しみにしています。
ご来店、心よりお待ちしております。