湿気の多い季節に、心と体が重だるく感じる理由

2025年05月30日 10:00

梅雨時期は、東洋医学で

「湿邪(しつじゃ)」と呼ばれる湿気が

体に影響を与えるとされています。

傘をさすテルテルボーズ

この時期は体の巡りが滞りやすく、

・足のむくみ
・胃腸の不調
・頭の重さや集中力の低下
・気分の落ち込み

などが起こりやすくなります。

そうした不調にアプローチするため、
施術では「巡りを促す」ケアが効果的です。

☆香りによるアプローチ☆



柑橘系(オレンジ・グレープフルーツなど)は

「気の巡り」を整え、心の停滞感を軽くします。


また、ミントやバジルなどのシソ科ハーブは

「内臓の湿」を飛ばし、頭をすっきりとさせるサポートに。


呼吸が自然と深くなるような香り選びを心がけています。

柑橘系のフルーツ

● 腹部ケア



東洋医学では「脾(ひ)」が湿に弱いとされており、
胃腸の不調や気分の不安定につながります。

腹部をやさしく温めながら巡らせることで、
「消化力」「代謝力」「心の安定感」をサポートします。

腸もみの様子

● 足裏ケア



足裏は湿が溜まりやすい場所のひとつ。

特に「湧泉(ゆうせん)」や土踏まず周辺を
しっかりとほぐすことで、「頭の重さ」や「全身のだるさ」が軽くなっていきます。

足裏のツボ押し

この季節の不調は、自分のせいではありません。


ただ、体と心が「今は少し休みたい」「軽くなりたい」と
サインを出しているだけ。

巡りを整え、呼吸が深まると、自然と心の重さもほどけていきます。

日々の疲れや重さを感じたときは、
どうぞ気軽にお立ち寄りください。

「整う場所」として、あなたをお迎えできることを楽しみにしています。

ご来店、心よりお待ちしております。

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