冷えやむみに悩む方へ 今日からできるケアと整え方

2025年09月18日 14:49

★体の中の水分とバランスのはなし



夕方になると、
靴下のあとがくっきり残って消えない。


夜は脚が重くて布団の中で
ゴロゴロするしかない。

朝起きても顔がむくんでいて、
気分までどんより…。


そんなむくみの不調に悩んでいませんか?

マッサージやストレッチをしても一時的で、またすぐ元通り。

「体質だから仕方ない」と思ってしまう方も少なくありません。


でも、むくみはただの見た目の問題ではなく、

体の中のバランスが崩れているサイン なんです。

なぜ水分がたまるの?



体の中には「水の通り道」がいくつもあります。


血液が道路のように流れ、
腎臓がろ過装置のように働き、
リンパが下水道のように余分を回収する。


本来ならこの仕組みで、
入ってきた水分は必要な場所に届けられ、
余分は外に出ていきます。

けれど、ストレスや疲れ、
自律神経の乱れでこの働きが弱まると、

水がスムーズに流れず、
体のあちこちに居座ってしまいます。


「どうしてこんなにむくむの?」

そんなときに役立つのが、
東洋医学の陰陽(いんよう)の考え方です。

陰陽でみるむくみ



東洋医学では、
体の働きを「陰」と「陽」のバランスでとらえます。

☯️陰=冷やす・潤す・静める

☯️陽=温める・動かす・乾かす


冷たい飲み物や冷房で体が冷えるのは
陰に偏る感覚。

運動して体が温まり、
汗をかくのは陽が働く感覚。


この二つが調和していれば、
水分も自然に流れていきます。


でも、陰と陽のバランスが崩れると──

☯️冷えてむくむタイプ:陽が不足して、温めて動かす力が弱まる

☯️水が溜まるタイプ:陰(水)が過剰になって、さばききれない

つまりむくみは、
陰陽の乱れが教えてくれる体のサインでもあるのです。

食事でできる工夫


毎日の食事も、
体のバランスを整える大切なカギです。

冷えてむくむ方は

しょうが・ねぎ・根菜・味噌汁など
陽を補う食材を。

内側から温める力をサポートしてくれます。

水分が溜まりやすい方

小豆・はと麦・きゅうり・海藻など
水をさばく食材を。

余分な水分を流しやすくしてくれます。

腸の働きを助ける発酵食品や
食物繊維もおすすめです。


これは西洋で言う「腸活」ですが、
東洋でいうと脾(胃腸のエンジン)を元気にすることにつながります。

サロンでできるサポート



生活や食事を工夫するだけでも
体は変わっていきます。


でも自分だけではなかなか整えにくい部分もあります。

当サロンでは、

背骨まわり──自律神経が集中するエリアをじっくりゆるめる施術を行っています。


背骨がゆるむと呼吸が深まり、
内臓までふっと緩んでくる。

アロマやツボを意識したケアで、
脾や腎の働きを助け、
乱れやすい陰陽のバランスを整えていきます。

「脚が軽くなった」
「夜ぐっすり眠れるようになった」

そんな声もいただいています。

まとめ



🌱むくみは「体質」ではなく、体の中の仕組みが乱れているサイン


🌱血流・腎臓・リンパが弱ると水が滞りやすい


🌱東洋では脾(胃腸のエンジン)と腎(水の管理役)、そして陰陽の調和が大切


🌱食材にも陰陽があり、日常の工夫でバランスを整えられる


🌱背骨まわりから自律神経を整える施術で、巡りはもっとスムーズになる


むくみは「仕方ないもの」ではありません。

体が発してくれるサインに耳を傾け、
日常とケアで少しずつ軽やかな体を取り戻していきましょう。

⚠️

むくみは生活やバランスの乱れから起こることが多いですが、
中には腎臓や心臓など、深刻な病気のサインである場合もあります。

生活を整えても改善しない、急に強くむくむ、痛みや息苦しさを伴う場合は、
必ず医療機関を受診してください。

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