足裏から冬を迎える準備を ― 秋のリフレクソロジー

2025年10月14日 15:07

秋のリフレクソロジーで軽やかな体へ



温かい光に包まれ、

足先からじんわりとぬくもりが広がっていく。

指先が静かにラインをなぞり、
ひと押しごとに心の奥のこわばりがほどけていく。


足裏を整えることは、

自分の中心を取り戻す小さな儀式。

終わるころには呼吸が深まり、

体の重心がすとんと下に降りていくのを感じます。

足裏は地とつながる身体の地図



足裏の反射区は、
内臓や神経の働きを映す鏡。


60を超える反射区が全身とつながり、
やさしく刺激するだけで血流と神経の巡りが整いはじめます。

たとえば、

土踏まずは胃腸のエリア呼吸を深くし、安心感を支える場所。
かかとは腎(体の根)のエリア腎の働きを支える場所であり、体を温め生命力を蓄える土台。
親指は脳と心のエリア 思考や感情の反射区にあたる場所で、
 考えすぎや頭のこわばりをゆるめ、静かな意識へと導きます。



東洋では「足は腎に通ず」と言われ、

足を温めることは『生きる力』を整えることとされています。

足裏のケアは単なる疲労回復ではなく、
体の根を養う「季節の整え」なのです。

秋は「下ろす」季節✳︎冬への静かな準備



自然界が鎮まりゆくこの時期、
体もまた内側へとエネルギーを戻していきます。


いまのうちに巡りを整えておくことで、
冬に起こりやすい冷えやこわばりがやわらぎ、

心も体も軽やかなまま次の季節を迎えることができます。


秋のリフレクソロジーは、
流れを作るよりも深く沈むためのケア。


上に集まったエネルギーをゆっくり下へ降ろし、
体が地に根を張るように
静けさを取り戻していきます。

香りで体に根を張る時間を



足裏から整う感覚を、
さらに深めてくれるのが香りです。


秋におすすめなのは、
心を鎮めながら体をあたためるブレンド。


SIESTAでは、
その日の体と心に合わせて香りを選びます。

◆ 心を落ち着かせて「地に足を戻す」


シダーウッド × フランキンセンス × オレンジ

木々の香りとやさしい甘さが溶け合うブレンド。
頭の中のざわめきが静まり、呼吸が自然と深くなる。

◆ 冷えをやわらげ巡りを整える


グローブ × ローズマリー × ゼラニウム

秋特有の冷えやだるさを感じるときに。

血の巡りを促しながら心の芯をやわらかく温めます。

◆ 呼吸を深くして軽くなる時間に


 ユーカリ × ラベンダー × グレープフルーツ

空気が澄んでいく秋にぴったり。

体内にこもった熱や緊張をゆるめ、
思考と感情の間に静かなスペースをつくります。


香りは「気分で選ぶもの」ではなく、

その日その瞬間の
流れに寄り添うもの。


足裏の反射区と香りの呼吸が重なりあうとき、
体の奥で眠っていた静けさが目を覚まします。

外の世界が静まるように

私たちの体もまた、
内に向かう季節です。

足裏から整えるということは、
冬を迎えるための心の準備でもあります。


今日も私たちの足が大地に触れ、
安心して立てるように…

SIESTAでお待ちしております。


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