暖房の効いた部屋にいるのに、
指先が冷たい。
布団に入っても足先がなかなか温まらず、
眠るまでに時間がかかる。
厚手の靴下を履いたり、
湯たんぽを使ったり、
冷え対策にはいろいろ気を配っているのに、なかなか温まらない。
冷え性の方にとって、
冬は何かと工夫が必要な季節ですね。
今はエアコンに床暖房、
保温性の高い衣類。
外出するときにはマフラーや手袋、
足元には暖かなブーツもあります。
昔は火鉢や囲炉裏で暖を取り、
夜は湯たんぽを布団に入れていました。
今ほど暖房設備が整っていなかった時代から、
人々は寒さをしのぐためにさまざまな工夫を重ねてきました。
それでも
これほど暖かく過ごせるようになった現代でも、
冷え性に悩む方は少なくありません。
なぜ十分に温めているつもりでも、
手足は冷たくなってしまうのでしょう。
私たちの身体には、
体温を一定の範囲に保つための仕組みが備わっています。
大きく分けると次の3つです。
筋肉や内臓では、
エネルギーを使う過程で熱が生まれています。
寒いときに身体がブルブルと震えるのも、
筋肉を動かして熱を作る反応の一つです。
身体の中で生まれた熱は、
血液の流れによって各部へ運ばれます。
手足の温かさにも、
血流が深く関係しています。
暑いときには皮膚の血管を広げたり、
汗をかいたりして熱を逃がします。
反対に寒いときには、
皮膚の血管を収縮させて、
身体の表面から熱が逃げるのを抑えます。
つまり
手足が冷たくなるのは、
身体の中心部の温度を守ろうとする反応でもあるのです。
この体温調節に大きく関わっているのが、
自律神経です。
自律神経は私たちが意識しなくても、
血管や汗腺などの働きを調節しています。
例えば
寒さを感じると交感神経の働きによって手足の血管が収縮し、
皮膚を流れる血液が少なくなります。
寒いときに手足が冷たくなるのは、
誰にでも起こる自然な反応です。
ただ、冷え性の方の中には、
こうした血管の収縮が強く現れ、
手足の血流が少なくなっている方もいると報告されています。
また、交感神経は寒さだけでなく、
精神的な緊張やストレスによっても活発になります。
大勢の前で話すときや、
何かに強く緊張したとき、
手が冷たくなった経験はありませんか。
これも交感神経の働きによって
皮膚の血管が収縮することが関係しています。
ただし冷え性の原因は自律神経だけではありません。
筋肉量や活動量、
栄養状態、
ホルモンの働きなど、
さまざまな要因が関係しています。
では、普段の生活では何を大切にすればよいのでしょうか。
まずは身体を動かすこと
筋肉を動かすと熱が生まれ、
活動している筋肉への血流も増えます。
長時間座っていることが多い方は、
時々立ち上がって歩いたり、
足首を動かしたりすることから始めてもよいですね。
次にきちんと食べること
身体が熱を作るためには、
エネルギーが必要です。
無理な食事制限などで栄養が不足すると、
熱を生み出す働きにも影響します。
食事は身体を動かすためだけでなく、
体温を保つためにも大切なものです。
そして睡眠と休息
私たちの体温は一日中同じではなく、
朝から日中にかけて上昇し、
夜になると身体の中心部の温度が下がっていきます。
こうした体温の変化には、
体内時計や睡眠のリズムが関わっています。
睡眠を十分に取れば
冷え性が改善するというわけではありませんが、
規則正しい生活を心がけることは、
身体のリズムを保つうえで大切です。
また、緊張やストレスによって
手足の血管が収縮することもあるため、
意識して身体の力を抜く時間を持つことも大切にしたいですね。
※冷えが強い場合や長く続く場合には、貧血や甲状腺の病気などが関係していることもあります。気になる症状がある方は、医療機関で相談しましょう。
昔は火鉢や湯たんぽ、
今はエアコンや電気毛布。
時代とともに、
身体を温める道具はずいぶん進化しました。
温かいものに触れたり、
暖かな衣類を身につけたりすることは、
寒さを和らげるために大切です。
そして私たちの身体にも、
熱を作り運び、
必要に応じて逃がしたり守ったりする仕組みがあります。
冷えが気になると、
つい温めることばかり考えてしまいますが、
身体を動かすこと、
しっかり食べること、
ゆっくり休むことも、
日々の暮らしの中で大切にしたいですね。
SIESTAでも
寒い季節はお部屋やベッドを温かく整えて、
皆さまをお迎えしています。
温かいベッドに身体を預けて、
肩や背中に入った力をゆっくり抜いていく。
日常の忙しさから少し離れて、
身体を休ませる時間も大切になさってください。
SIESTAでは
首肩・背中・脚・頭・顔まわりまで、
その日の体の状態を見ながら
全身を整えていきます。
月島で静かに体を休めたい方は
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