ティートゥリーは、
オーストラリアに自生するメラルーカ属の植物です。

メラルーカ属には200種類以上あるといわれていますが、
精油として広く使われているのは、
その中でも「メラルーカ・アルテルニフォリア」という種類です。

この木が、いつから人に使われるようになったのかは分かっていません。

記録が残るよりもずっと前から、オーストラリアの先住民アボリジニは、葉を砕いたり煎じたりして暮らしの中で利用してきたと伝えられています。

砕いた葉を傷に当てたり、その香りを吸い込んだり、葉を浸した水を喉や皮膚の手当てに使ったりしていました。

薬というより、自然の中で育まれた暮らしの知恵。

だからこそ何世代にもわたって受け継がれてきたのでしょう。

やがて18世紀、ヨーロッパから来た人々がオーストラリアの植物を知るようになり、この木にも新しい呼び名がつきます。

葉を湯に入れ、お茶の代わりに飲んだことから、今でいう「ティートゥリー」と呼ばれるようになりました。

考えてみると、これってすごいことですよね。



しかし戦後になると抗生物質が急速に普及し、ティートゥリーは医療の第一線から姿を消します。

それでも研究は続けられ、成分や香りは改めて見直されるようになりました。

現在では精油として世界中で親しまれ、空間を清潔に保ちたいときや、気分を切り替えたいときなど、多くの人に選ばれています。

ティートゥリーが
「浄化の香り」と呼ばれることがあるのも、

人がこの植物を傷や皮膚の手当てに使い、
清潔を保つために役立ててきた歴史があるからなのかもしれません。

一本の植物には
何千年もの時間が流れています。

先住民の暮らしから始まり、科学の研究、戦争、そして現代へ。

ティートゥリーの香りを感じるたびに、昔から受け継がれてきた人と植物の関わりに、そっと触れているような気がします。

SIESTAでは
首肩・背中・脚・頭・顔まわりまで、
その日の体の状態を見ながら
全身を整えていきます。

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